人名・団体名・事項一覧:い



イギリスのバレエ団【団体名】いぎりすのばれえだん

さよなら星72S4-IV:31

テレーズ先生のバレエ団の日本公演に出演したすずらんに特別出演を依頼したバレエ団。正式名称は作中では明示されないが、1972年がこの団体の創立百周年[72S4-VII:10]にあたるそうなので、ロイヤル・バレエ団よりもはるかに歴史の長いバレエ・カンパニーという事になる。
この団の階級制度として「エトワール第一スター、女性舞踏手」という呼称が見られるが、「エトワール」と「スター」の意味が重なるため不自然な印象が拭えない。[72S4-XI:23]コメントで示した解釈で考えるのが妥当だろうか。

すずらんの特別出演依頼に至る経緯は明らかではないが、テレーズ先生のバレエ団の来日公演からそれほど間を置かない時期に招待状が届いている事から、すずらんの素質を高く買ったテレーズ先生の(かなり強力な)推薦があったのではないかと考えられる。

伊沢先生【人名】いざわせんせい

さよなら星71S3-XI:65【フルネーム】伊沢八重子【所属】伊沢バレエ団(主宰者)

日本滞在中のテレーズ先生とそのバレエ団の公演をサポートする。テレビ局社長クラスに顔が利き、自分の生徒を代役出演に送り出す事も躊躇しない。テレビ嫌いのテレーズ先生とは真逆のタイプだが、芸術と一般社会とのバランスを取る度量のある、社会的に成熟した大人の人物として描かれる。トラブルの処理もスマートで、藤先生は爪の垢を煎じて飲むべきである。

インスピレーション【事項】いんすぴれーしょん

バレエ星69S2-IV:9

「インスピレーション」の語句について、見開き左ページ柱に「とくべつなかんじる力。何かをはっとかんじたり、思いついたりする力のことです」と説明がある。この頃のテレビ番組に「インスピレーション・クイズ」というクイズ番組があり、“インスピレーション”という言葉は比較的一般に馴染む洒落た言い回しの言葉であった。


  • 最終更新:2019-04-11 08:32:32

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード