68S2-V (小二・五月号)

白鳥の星
掲載 「小学二年生」昭和43年五月号
頁数 扉+見開き導入部+広告+11p.
総コマ数 57
舞台 白鳥邸/大空バレエ研究所
時期 前回続き〜翌日
梗概 カンナは物置で「カンナは白鳥家の本当の子供ではない」と書かれた手紙を見つけて悲しむ。姉を心配するあやめは布団を物置まで持ち込んで一緒に寝る。父の離日後、母のブローチが紛失し、その時に物置で見つけた手紙の事がわかってしまう。怒った母はカンナにバレエをやめるよう言い渡す。カンナがその挨拶のために大空先生の研究所に行くと、カンナによく似た婦人が娘を連れて訪ねてきた。
扉絵 4色/「谷ゆきこ(原作・山下喬子)」/「★かなしいバレエまんが★」

カンナと秋山夫人の出会い

イントロダクション

カンナちゃんは おどりながら
白鳥の星に いのります。
りっぱな バレリーナに なれるように…
ほんとうの おかあさんに あえますようにと。
カラー見開きページ。「白鳥座」、『白鳥の湖』の衣装で踊る「バレリーナのカンナちゃん」、同じくバレエ衣装の「ほんとうのおかあさん」の姿が描かれる。

[44] 「とてもきれいだからようちえんのお友だちに見せてあげたの」

あやめが幼稚園に通っている事が語られるが、年齢的には何歳か。

[57] カンナと秋山母娘の出逢い

道子はこのコマ初出。初期形では白抜きショートボブだが、[68S2-XII]以降は黒ベタに変わる。
イントロダクション部分で「ほんとうのおかあさん」として描かれた女性は、ここで「秋山かおり」として物語世界に登場する。初出では長めの髪をアップにしたスタイルだが、時代の変遷とともに現代的な雰囲気に変わってゆく。 (*1)

F1-Canna.png


  • 最終更新:2019-03-29 00:28:21

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