76S2-II (小二・二月号)

アマリリスの星
掲載 「小学二年生」昭和51年二月号
頁数 扉+14p.
総コマ数 46
舞台  
時期  
梗概 練習室の床に座り込んだまま落ち込んでいるひなげしに、マーガレットは立って練習を続けるよう促す。「あなたのためを思って言ってるんじゃないのよ」…コンクールの個人賞で金賞を得るためには、パートナーであるひなげしがしっかり踊ってくれないと困るーーそのように言いつつも、マーガレットはひなげしの不安と怖れを少しずつ解きほぐしてゆく。「世界一と言われる立派なバレリーナでも、必ず最後の舞台があるわ。短いバレエ生活なら、その短い間を十年も、二十年分にも生きればいいのよ」…マーガレットの言葉に、ひなげしは、最後の舞台に全力を尽くした母の事を思い出し、今度の舞台では十年分も、二十年分も踊ろうと心に誓う。コンクールの日、ひなげしはマーガレットとともに見事に踊りぬき『アマリリスの星』はグランプリを獲得することができた。そして個人賞・金賞に輝いたのはひなげし。足の怪我を忘れて舞台を全うした彼女を「もう大丈夫。ひなげしちゃんは、私に勝ったばかりじゃなく、怪我にも勝つ事ができたのよ」と祝福するマーガレット。ひなげしは強い心を持たせてくれたライバルに感謝した。そして、ひなげしはロイヤル・バレエ団への留学が決まり、さらに立派なバレリーナへの成長に向かって歩み始めたのだった。
扉絵 単色

そしてアマリリスの精は星に乗って天に昇る…

本文準備中

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  • 最終更新:2019-04-07 00:51:58

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